女子プロレスの闇

女子プロレスのホントは怖い裏話や失敗談などを僕の考えで語るブログです。

女子プロレス漫画は何故続かない?

女子プロレスクラッシュギャルズなどがいた全盛期と言われた時代、当然、女子プロレス物の漫画も雑誌に幾つか連載されてました。ですが、その女子プロ漫画はみんな何故か長続きせず、またはその殆どが打ち切りとなってます。その例が、『女子プロレスウォーズ 夢戦士シャドウ(1987年) 全1巻』と『マッドクイーン麗華(1994~1995年) 全2巻』ですね。これらの作品は主人公の女子レスラーがメチャクチャ強くて女子プロレスラーとしても魅力的なキャラだったのですが、なぜか未完のままで終わっています。女子プロレス物の漫画作品が有ると凄く嬉しいのに何故長続きしないかが不満でした。女子プロは現実では成功しても漫画では何故かヒットせずアニメ化には至 らないんですよね・・・そう言えば90年代に余り覚えたませんが、どっかの雑誌で『バトルガール』とか言う未単行本の女子プロ漫画があって、当時、それを読んでた覚えがありますが、あれは絵が地味だったなあ。

そのせいか21世紀に入って何時しか女子プロの漫画がやらなくなり、それに期待を持てず女子プロの事はもう諦めようと思った時に出会った作品が、月刊アース・スターコミックで連載されていた、『世界でいちばん強くなりたい!』でした。創刊と同時に確か連載スタートしたと思われ、凄く久し振りの女子プロ漫画!これを待ってたんだ~~~!!!と感激しました。この漫画と出会った事で、女子プロをもう少し応援して行こうと思えました。
ですが、今思うと折角の女子プロ漫画何だから、もう少しキャラのボデイのラインが色っぽく描けてたら、良かったのになと思います。ですが、女子プロが人気低迷したこのご時世に、女子プロ漫画描いた原作者さんの勇気は称えたいと思いました。
何より良かったのは、僕は毎月、その雑誌にせかつよの感想のメッセージを送ってたのですが、半分以上の確率で掲載されてたのが驚きで、漫画の続きも気になってましたが、僕のメッセージが掲載されてるかも楽しみだったので、正に楽しさが2倍でしたね。ホント、毎月、発売日が待ち遠しいかったです。あの頃は本当にたのしかったなあ~~~。

でも、そのせかつよも掲載いはちょっと問題もありました。原作者さんの体調不良なのかその月の連載のページが半分で終わってしまった事があり、次の月は前回の続きの後半と、今月号の話の前半掲載と言う可笑しな形になってしまった事もあります。

ですが、それでも毎月続きが気になって雑誌の発売日が待ち遠しかったです。そう思えるくらい楽しめた連載漫画はホント凄く久し振りでしたね。『ONE PIECE』以来かな?

せかつよも連載終了後、何時か第2期をやると言いましたが、それっきり返って来ませんでした。今思えば、女子プロ漫画としては地味だったけど、漫画自体は楽しめた作品だったと思います。多分それがダメだったのかな?言っちゃ悪いですが、せっかくの女子プロ作品ならボディのラインも色っぽく、キャラももっと魅力的に、コスチュームももっとカッコ良くなければ意味なかったと思います。

結局、せかつよも最初に述べたシャドウや麗華と同じ運命を辿ってしまったと言う事ですね・・・打ち切りになるのが女子プロ物の定め?悲しい事です。